要約:
『Path of Exile 2(PoE2)』のバージョン1.0リリースに向けて、初心者がつまずく初期スキルやジェム不足、高額なスキル振り直し費用、エンドゲームの複雑なタブレット管理、アトラス進行の不便さなど、POE2 通貨、改善が期待される重要な問題点を詳しく解説します。
1. PoE2 1.0リリース前に解決すべき課題とは?
『Path of Exile 2』は、奥深いビルド構築や爽快な戦闘、豊富なエンドゲームコンテンツが魅力のアクションRPGです。しかし、正式版となるバージョン1.0に向けて、新規プレイヤーが快適にゲームを始められる環境を整える必要があります。
長期間プレイしているベテランにとっては慣れてしまった仕様でも、シリーズ未経験者には理解しにくく、不満につながる可能性があります。特に重要なのは、キャンペーンの遊びやすさと、エンドゲームにおける作業負担の軽減です。
今回の改善案では、キャンペーンに関する3つの問題と、エンドゲームや経済システムに関する複数の課題を取り上げます。
2. 初期スキルが弱すぎる?モンクの「Falling Thunder」問題
キャンペーンで最初に改善してほしいのが、クラスごとの初期スキルです。特にモンクの「Falling Thunder(フォーリング・サンダー)」は、パワーチャージがない状態では扱いにくく、序盤の戦闘を苦痛に感じさせる原因になっています。
このスキルは発動に時間がかかるうえ、使用中に移動できず、基本的な敵さえ安定して倒せない場合があります。本来の性能を発揮するにはパワーチャージが必要ですが、序盤ではチャージを獲得する手段が限られています。
そのため、プレイヤーは別のスキルを入手するまで、使いにくい攻撃を繰り返さなければなりません。ほかのクラスにも、特定のスキルと組み合わせなければ十分に機能しない例があります。
初心者向けに初期スキルを見直すべき
改善策として有効なのは、最初から扱いやすいスキルを提供することです。例えば、モンクにはシンプルな攻撃スキル「Ice Strike(アイス・ストライク)」を与え、槍を使うクラスには「Lightning Spear(ライトニング・スピア)」のような分かりやすい攻撃を用意する方法が考えられます。
コンボを重視する設計を維持するなら、連携に必要なスキルを最初からセットで提供するのも効果的です。プレイヤーが複雑な仕組みを理解する前に、まず戦闘そのものを楽しめるようにすることが重要です。
3. スキルジェム・サポートジェム不足を解消する方法
キャンペーン中のジェム不足も、新規プレイヤーにとって大きな障害です。スキルジェムやサポートジェムを十分に入手できないと、試したいビルドがあっても実現できず、同じスキルを使い続けることになります。
特に問題なのは、最初に選んだプレイスタイルが自分に合わなかった場合です。新しいジェムを入手するまで我慢するか、キャラクターを作り直すか、最悪の場合はゲームをやめるという選択につながりかねません。
装備の性能にはランダム性があるため、さらにジェムの入手まで運に左右されると、序盤のプレイ体験が不安定になります。
ベンダーでジェムを購入できるようにする
改善案として、街のベンダーから未カットのスキルジェムやサポートジェムを購入できる仕組みが提案されています。
キャンペーンの進行に合わせて購入できるジェムのティアを段階的に解放すれば、プレイヤーは必要なスキルを計画的にそろえられます。これにより、ビルドガイドを見ずに遊ぶ初心者でも、試行錯誤しながら自分に合った戦闘スタイルを見つけやすくなるでしょう。
4. スキル振り直しのゴールド費用が高すぎる
3つ目の問題は、パッシブスキルの振り直しに必要なゴールドです。PoE2では、キャンペーン中に間違ったスキルを選んだり、別の武器やビルドを試したくなったりしても、振り直し費用が負担になります。
初心者はゲームの仕組みを理解しながら進めるため、スキル選択で失敗するのは自然なことです。しかし、ゴールドが不足すると修正が難しくなり、キャラクターを作り直すしかない状況に陥る可能性があります。
キャンペーン中の振り直しを無料にする、あるいはクエスト報酬として追加の振り直しポイントを提供するなど、柔軟な仕組みが求められます。失敗を恐れずに実験できる環境は、初心者の定着率を高めるうえでも重要です。
5. エンドゲームのタブレット管理と取引の問題
キャンペーンをクリアしたプレイヤーにとって、エンドゲームの効率化も大きな課題です。特にタブレットシステムは、カジュアルなファームでは便利ですが、本格的なファームを行う場合には管理の手間が増えます。
タブレットには異なる効果やランダムな性能が付与されるため、理想的なアイテムを集めるには時間がかかります。マップを進めるたびにタブレットを入れ替えたり、必要なアイテムを探して複数のプレイヤーの隠れ家を訪問したりする作業も発生します。
さらに、タブレットの性能を確認して適正価格で出品する作業が面倒なことから、優秀なアイテムが市場に流通しにくくなる可能性があります。その結果、良質なタブレットの価格が高騰し、ソロプレイヤーが本格的なファームに参加しにくくなります。


